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水環境を守る④:世界の水政策について

現在、水環境に関する問題は国際的な問題となっており、水環境政策を話し合う国際的な場が数多く設けられております。

最も有名な会合としては世界水フォーラムがありますが、それ以外にも下記表の通り、各国要人・専門家が参加し水環境について話し合われております。

代表的な水政策の国際会議・フォーラム

会合・
フォーラム
内容
主催主体 名称
世界水会議
(NGO)
世界水
フォーラム
世界水会議(シンクタンク)の呼びかけで、水に関するあらゆる問題を討議する場として3年に1度、開催されています。2003年には第3回世界水フォーラムが日本で開催されています(琵琶湖淀川流域)
多数の国から2万人以上の参加があり、また、各国から首脳級、閣僚級、国会議員などが多数参加しています。会議では水に関する様々なイベント・セッションが行われます。
アジア・太平洋水フォーラム アジア・太平洋水サミット アジア・太平洋水フォーラム(独立・非営利の水環境関連者のネットワーク)の活動の一環として、各国の首脳・閣僚級も参加し、水環境に関する幅広い意見交換を実施する場として2006年に設置。
2007年12月に第1回の会合が別府で開かれ、数多くの首脳級・大臣級・政府関係者を含む56ヶ国から参加者が集まりました
2013年に第2回アジア・太平洋水サミットがタイで開催されました。
G8 G8水と衛生に関する専門家会合 近年のG8では環境問題も大きなテーマの一つとなっております。
水と衛生に関する専門家会合は、洞爺湖サミットにて第1回が開かれ、G8の水と衛生に関する専門化が多数集まり、議論を行いました。
ASEAN(+3) ASEAN+3(日、中、韓)環境大臣会合 ASEAN諸国と日中韓の各国の代表(複数の環境大臣も出席)が集まり、環境問題・協力に関して話し合う場として設けられております。2002年から開催され、2017年に第15回ASEAN+3環境大臣会合がブルネイで開催されます。
ストックホルム国際水研究所 世界
水週間
世界水週間は1991年以降、毎年開かれる国際的なフォーラムです。水問題に関するあらゆる問題が話し合われ、2009年は「Accessing Water for the Common Good(共有財産としての水資源へのアクセス)」、2010年9月5日-11日に「The Water Quality Challenge - Prevention, Wise Use and Abatement」、2016年には「Water for Sustainable Growth(持続的成長のための水)」をテーマとして開催されました。
国連組織(委員会) 持続可能な開発委員会会合(CSD)
→ハイレベル政治フォーラム
CSDは1993年に設立された国連の委員会であり、年1回、国連本部において、準備会合と本会合を開催しています。本会合には閣僚級も参加するなどハイレベルな会合となっており、持続可能な開発(Sustainable development)に関することが話し合われており、水環境についても議論が行われました。2013年に最終会合が開かれ、それに代わる枠組みとしてハイレベル政治フォーラム(High Level Political Forum)が開催されてます。ハイレベル政治フォーラムでは2016年以降、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施状況のフォローアップ・レビューを継続して行うことになっています。
国連水と衛生に関する諮問委員会会合 2004年にコフィ・アナン事務総長が設置を発表し、水と衛生問題に関しての国際的な活動の活性化を目指す独立諮問機関となっています。閣僚経験者・国際機関の長を務めた有識者・NGOの代表等で構成され、年に数回会合が開かれています。第2回と第10回、第23回は東京で開かれています。

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