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ドレン処理装置 ドレントーレ

ドレン処理装置ドレントーレは、 コンプレッサーから発生するドレン水を河川放流可能なレベルまで浄水します。この結果、ドレン水処理経費の大幅な節約が期待できます。

ドレントーレシリーズ

コンプレッサー用 ドレン処理装置導入のメリット

  • 水質汚濁防止法の排水基準クリアー[全国基準:5mg/L(ppm)*]
  • ISO14001取得を支援
  • ドレン処理費の大幅な経費削減
  • 優れた性能[長期間、実力1mg/L(ppm)未満]、低ランニングコストで安心経営

    ※都道府県によっては、条例により全国基準よりも厳しい基準が設定されている場合があります

ドレン水処理の効果

寿命の目安

運転条件:
・油分濃度300mg/L(ppm)
・10時間稼動/日の場合
⇒約1.5年

ドレン発生量の目安

ドレン発生量は、コンプレッサーの
種類・規模・時期等により異なります。

ご参考:ドレン発生量の目安のページ

ドレン処理装置の特徴

ドレン処理装置ドレントーレの特徴

  • 高度に乳化(エマルジョン化)したドレンにも対応可能
  • 地域による厳しい基準にも十分対応可能
  • 場所を取らない(業界一小型)シンプルタイプ
  • 特別な管理はいりません(浮上油を抜取るなどの特別な作業はありません)
  • 電源もいらない省エネルギータイプ
  • 特殊処理した独自の吸着材を使用、長期に渡り安定した性能を発揮します

なぜドレン処理が必要なのか?

コンプレッサーから発生するドレン水の油分濃度:50~500mg/L(ppm) であり、ドレンそのままの放流は、「水質汚濁防止法」という法律で禁止されています。

都道府県によっては、条例により全国基準よりも厳しい基準が設定されている場合がありますので注意してください。

ドレン処理費用削減の効果

ドレーン処理装置ドレントーレを導入することで、産業廃棄物処理に掛かっていた費用を大幅に節約することができます(下記表、ご参照)

装置導入前:
産業廃棄物処理費用
25円/L×40L/日
×22日/月×12ヶ月
=26.4 (万円/年)
装置導入後:
「ドレントーレ」
ランニングコスト
2.4円/L×40L/日
×22日/月×12ヶ月
=2.5 (万円/年)
節約費用(上記差額)  合計 23.9 (万円/年)

※運転条件:油分濃度150mg/L(ppm) / 10時間稼動/日
ただし使用環境により上記試算は変動する可能性があります

※使用済みの吸着材エレメントはメーカーで廃棄いたします

ドレン処理装置の製品仕様

JDT-11 JDT-22 JDT-37A JDT-75 JDT-150
適応
コンプレッサ
(総合計)
11kW
以下
22kW
以下
37kW
以下
75kW
以下
150kW
以下
最大処理能力 2L/時間 5L/時間 9L/時間 18L/時間 36L/時間
処理水の
油分濃度
5mg/L(ppm)以下
(ノルマルヘキサン抽出物質、水質汚濁防止法基準値)
処理方法 処理槽内を通過(自然落下方式)させる事による
油分吸着処理(特殊吸着材エレメント)→処理水のみを排出
装置
構成
加圧槽
又はパイプ
弱い圧力(水圧、エア圧)を発生させ、
ドレンの落下(通水)を補助します
処理槽 エマルジョン(乳化)状態になったドレン中の
油分のみを吸着処理し、処理水のみを排出します
全処理量 150mg/L
(ppm)時
約12,600L 約20,000L 約33,600L 約70,400L 約150,400L
450mg/L
(ppm)時
約4,200L 約6,700L 約11,200L 約23,500L 約50,000L
ドレン
入力条件
温度 3~40℃
送液方法 自動ドレントラップによる空気圧送方式
油分濃度 500mg/L(ppm)以下
寿命の判断 処理槽が目詰まりした時、又は
処理水の油分濃度が5mg/L(ppm)以上になった時
寿命となった
処理槽の処置
交換用処理槽(事前に発送)と寿命となった
処理槽(回収します)を現場で交換します
設置場所 直射日光や雨、風の影響のない場所に設置
外形寸法)
W×D×H
214W
237D
820H
250W
275D
935H
315W
341D
935H
450W
475D
1030H
635W
610D
1080H
全重量 15kg 23kg 36kg 78kg 170kg
接続口径 入口:エア用チューブ(Φ12) 
出口:付属の排水用透明ホース(ワンタッチ取付)
標準価格 ¥132,000 ¥190,000 ¥275,000 ¥430,000 ¥800,000

使用時の注意事項

  1. 装置のご使用前にはドレン原水の油分濃度チェックをして下さい。油分濃度が500mg/L(ppm)を超えている場合は、コンプレッサの油あがりによる可能性があるため、一度点検を実施して下さい。このまま放置しますと、本機処理槽の寿命が極端に短くなる場合がありますのでご注意下さい。
  2. 自動ドレントラップ(オートドレン)の故障によるドレン処理装置への被害・故障などについての補償いたしかねます。
  3. 全処理量は油分濃度・性状により変化します。(目安となる数字で保障値ではありません。)
  4. 吸着剤の寿命は、コンプレッサの稼働時間、油分濃度により異なります。
  5. 冬季3℃以下になる場合、凍結防止対策をして下さい。
  6. なま油は絶対に入れないで下さい。
  7. 上記表はスクリュコンプレッサの基準値であり、レシプロコンプレッサの場合は概ねスクリュコンプレッサの1/2以下の適用選定として下さい。

ドレン処理の仕組みと使用方法等

ドレン処理の流れ

ドレン処理の流れ

処理槽(吸着材エレメント)交換システム

処理槽(吸着材エレメント)交換システム

ドレン処理装置システム配管例

システム配管例

配管時の注意事項

  1. 自動ドレン排出器が電子式、ディスク式の場合はリリーフ弁の黒色テープを取りエア制限用付属品「オリフィス」を本体入口手前のエアチューブに挿入してください。又、フロート式のみの場合は、黒色テープはそのままにしオリフィスは挿入しないで下さい
  2. エアタンクのドレンを手動で排出する場合は黒色テープを取り、オリフィスを挿入してください。この場合、エアタンクのみ逆支弁の設置は不要です
  3. それぞれの方式が混在する場合は、黒色テープを取り、オリフィスの挿入はそれぞれの場合に従ってください
  4. 処理水排出用ホース先端は立ち上げたり水中に入れたりしないで下さい
  5. ラインフィルターのドレンは油が主体で量も少量の為、寿命の観点から別処理が望ましいですが、本体への接続は可能となっております
  6. 加圧槽、処理槽のセッティグ時の位置合わせは加圧槽液面ゲージと処理槽立ち上がりパイプが直線になるように組み立てて下さい

耐久試験

耐久試験:2年目ドレン処理水採取中

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