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サンドセパレーター/ラバルセパレーター
弊社サンドセパレーター(製品名:ラバルセパレーター、ラコスセパレーター)は、液体と固形分を瞬時に分離・除去する装置です。
サンドセパレーターとして砂除去の用途で最も多く使われており、地下水、河川水、井戸水などに混入する砂を除去することが可能です。
サンドセパレーター以外の用途でも、このラバルセパレーターは世界各国・日本中で上下水処理、重工業、化学、電力、空調、食品及び産業用水処理など幅広い分野で多数の実績があります。
主な3モデル IL/JPX/JPLシリーズ
ILシリーズ
小型~中型タイプです。主にサンドセパレーターとして利用されています。
流量が1トン/hr程度の物から、最大で66トン/hr程度のものまで取り揃えております。
モデル名記載は炭素鋼製がILB、SUS製がILSとなります。
JPX/JPLシリーズ
小型~大型まで取り揃えております。JPXシリーズは微小な粒子も除去できる工業用のセパレーターとして幅広く利用されています。
JPLシリーズはJPXシリーズの廉価タイプとなります
JPX、JPLシリーズは縦型のタイプと斜め型のタイプの2種類を用意しています。
優れた分離性能
固形物と液体の比重差を利用し、井戸水・地下水からの微小な砂除去、液体中のスラッジ除去を可能とします。最終的な除去効率は、固形物の比重と粒径によって決まってきます。
以下リストは分離可能な固形物例です。
- 砂利・砂
- 鉄粉・錆
- アルミニウム
- その他金属粉
小型・省スペース
弊社サンドセパレーターは他社製セパレーターに比べ圧倒的に小型・省スペースです。
- 数トン/hr程度の機種なら、片手で持てる程度の大きさ
- 35トン/hr程度までであれば大人一人で持てる程度
- 最大で2,895トン/hrの水を処理可能な大型機種までご用意しております
サンドセパレーターとしての事例
ラバルセパレーターはサンドセパレーターとして最も多く使われております。以下事例をご参照ください。
地下水へのサンドセパレーター適用
パルプ工場・繊維工場・自動車工場などの各種工場における汲み上げ地下水からの砂除去として、弊社サンドセパレーターが幅広く利用されております。
井戸水へのサンドセパレーターの適用
井戸水の汲み上げ水にも細かい砂が混ざることがありますが、サンドセパレーターを水中ポンプ汲み上げ水に適用することで砂を取り除くことが可能です。実際に多数のさく井業者様からも弊社サンドセパレーターをご購入いただいております。井戸水の場合少量の事も多いですが、一時間に1トン程度の少量でも対応可能な小型機種もご用意可能です。一時間に60トン程度までの処理の場合には、お求め安い金額のILBシリーズもご利用可能となります。1時間に数百トンを処理する場合には大型のJPXシリーズ、JPLシリーズも用意しております。この両シリーズは最大で一時間当たり3000トンまで処理できる機種をご用意しております。
河川水へのサンドセパレーター適用
河川の多い日本では、工業用・農業用として河川から取水した水を利用するケースも数多くあります。サンドセパレーター(ラバル)は、河川における砂・砂利の除砂装置として、数多くの現場で活躍しています
海水へのサンドセパレーター適用
サンドセパレーターは、海水中の砂や異物除去にも利用可能です。海水の場合には通常の炭素鋼製だと錆びやすいため、SUS316L(ステンレス)素材で製作することで錆を抑制することが一般的です。
自動車洗車水・ウォータージェット水へのサンドセパレーター適用
トラック洗車場において洗車水の砂除去装置として利用された実績があります。洗車水から砂を除去することで洗車水の再利用が可能となり、節水に繋がります。
また、ウォータージェット水に混ざる砂対策として利用された実績もございます。
サンドセパレーター以外の主な用途
ラバルセパレーターはサンドセパレーターとして砂除去を主な用途としておりますが、液体から固形物を除去する目的で様々な分野で使われております。
- 熱交換器保護
- 冷却塔への設置
- プリフィルターとしての利用
- 適用場所一覧
- 工場排水からのスラッジ除去
- 工作機械の切削液に含まれる金属粉除去
- プラント施設・埋立現場・上下水処理施設・発電所といった大規模排水処理施設