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マグネットフィルターのご紹介・特徴
マグネットフィルターは切削粉を強力な磁石で吸着する配管接続タイプのろ過装置です。小型タイプのマイクロマグ、大型タイプのフィルトラマグ、自動排出も可能なオートマグの3種類のタイプをご用意しております。
マグネットフィルターの製品群
マイクロマグ
マイクロマグ(micromag)は強い磁力を持つ磁石で鉄粉等を吸着するマグネットフィルターとなります。
他の製品と異なり、ケースが透明であるため吸着の程度が簡単に目視することが可能です。また、簡単に容器を開けてクリーニングすることができるため、他社製品に比べ、メンテナンスが非常に容易となっております。
マイクロマグは、28年の歴史を持つ英国のMWPベスト工具・設備賞2008にノミネートされました。
フィルトラマグ
フィルトラマグはより強力な磁力で鉄粉等を吸着する、最大6000gの容量を持つ大型のマグネットフィルターとなります。
液体のロスなく、サブミクロンのコンタミ(鉄粉)まで除去することが可能です。
マグネットフィルターの特徴
あらゆる工業用液体から鉄粉等の磁性物を除去
マグネットによるフィルタリングは、切削液・クーラント液・潤滑剤・洗浄液などの工業用の流体から、鉄粉等の不純物を除去します。
サブミクロンサイズの粒子も除去
マグネットフィルターの最大の利点は、サブミクロンの粒子を含む鉄粉を取り除けることです。
微細な切削不を除去することは非常に重要です。従来のチップコンベアやセパレーターでは数十ミクロン~十ミクロン程度以上の鉄粉しか取れませんでした。しかし、実際にはより小さな粒子も流体の不純物として存在し、切削液を使う工作機械・ドリルに研磨剤として摩耗等の悪影響を及ぼしたり、完成品の加工仕上げ失敗・破損等の原因になっております。
左から順にMM5/MM10/MM20 マグネットフィルターマイクロマグ(標準タイプ)
高精度な仕上がりを求められる製造現場に最適
マグネットフィルターを利用することで、サブミクロンの鉄粉・切粉等を除去することができるため、高精度を求められる切断や研磨などに最適です。表面仕上げなども改善され、商品棄却率の抑制が可能です。
小型マイクロマグ・大型フィルトラマグはランニングコストが不要
マグネットフィルターはランニングコストが最小限に抑えることが可能です。小型タイプのマイクロマグと、大型タイプのフィルトラマグは一切のランニングコストがありません。自動タイプのオートマグもクリーニングプロセスに少量の電力しか必要としません。
マイクロマグ・フィルトラマグ等で採用しているマグネットは永久磁石に分類されるネオジウム磁石(ネオジム磁石)を利用しており、一般的には20年以上、効率的な濾過が行えるため、追加費用の発生はありません。
スラッジ・固形物は半乾燥のケーキ状態としてマグネットフィルターから除去することができ、切削液のロスもほとんどありません。
流量の保持
スラッジがたまった場合でも流路が確保されているため、流体の流れが阻害されることがありません。これにより、流量設定はマグネットフィルターではなくプロセス要件に応じて設定が可能です。
環境に対する悪影響の低減・ISO認定への貢献
マグネットフィルターは消耗品が無く、使い捨て濾材の仕様を減らしたり、切削液の使用量を削減する効果があり、企業の環境負荷対策に寄与し、ISO14001認定に対し貢献します。