炭化水素系洗浄機・サンドセパレーター・水処理装置のマルサンテック

マイクロマグのメンテナンス方法

一般的なマグネットフィルターは、吸着した固形物の除去の作業が大変であるという欠点を持っております。

小型マイクロマグ・大型タイプのフィルトラマグは吸着した固形物の除去作業が非常に容易な設計となっており、作業量の最小化を可能とした製品になっております。こちらはでマイクロマグのメンテナンス方法について紹介いたします。

マイクロマグのメンテナンス方法

マイクロマグは以下の3つの優れたメリットにより、他社製品よりも圧倒的にメンテナンスの手間がかかりません。

  • 容器が透明であるため固形物の吸着程度が一目瞭然です
  • 外部ケースは回すだけで容易に取り外せます
  • マグネットに吸着した固形物は専用工具(またはスパナなど)で簡単に除去可能です
マイクロマグのメンテナンス(固形物除去作業)
コアに吸着した鉄粉を除去
用意に除去できます
マイクロマグシリーズ(MM5, MM10, MM20)
マグネットフィルター
マイクロマグMM5 MM10 MM20

マイクロマグのメンテナンス実例

マグネットフィルター・マイクロマグは他社製品と比べメンテナンスが容易となっているのが最大の特徴です。特に多量の金属粉が出て頻繁な清掃が必要な場合には大きな効果を発揮いたします。

メンテナンス手順

①止めたラインでの液抜きを行います

停止したラインでの洗浄液の液抜き中

 ※マイクロマグのハウジングを少し緩めると、ある程度は自然に液が配管の方に流れ出ます

 ※バックアップの配管を作ると、ライン全体を止めることなく清掃が可能です

②ハウジングを外します

マグネットフィルターのケース取り外しは容易に行えます

 ※手でも回しても外れますが、専用の取り外し用ボウルスパナを使うとより簡単に外れます(締め付けには使えません)

③台座から磁石コアを外します

完全にラインから外さなくても洗浄が可能

 ※コアは台座に乗っているだけの状態です

④磁石コアに吸着している鉄粉を取り除きます

軽く拭き取るだけで綺麗になるマグネットフィルター

 ※鉄粉はウェスか付属のクリーニングツール(磁石につかないスパナ)で簡単にそぎ落とせます。

動画で見るマイクロマグのメンテナンス

手順①:
送液を止めて、ケースを外します

  • 手で回して樹脂製ケース(ハウジング)を取り外しています。中の棒が磁石コアとなります。
  • 黒い金属粉が吸着しているのが分かります。
  • この動画のラインでは固形物はそこまで多く流れていませんが、ラインによってはより多く鉄粉が吸着しています。

手順②:
台座からコアを外します

  • 磁石コアは台座(青色の部分)とハウジングで挟んでいるだけなので、ハウジングを取り外すと、コアも簡単に取り外せます。

手順③:
コアに吸着した鉄粉を取り除きます

  • 磁石コアについている鉄粉をウェスで取り除いています。
  • この動画ではウェスを使っていますが、鉄粉除去用のスパナも標準で付属しています
  • 清掃の頻度は固形物の量によって変わりますが、こちらおお客様のケースだとメンテナンスは一日一回程度の清掃です。一本あたりの清掃は慣れれば1分程度と非常に短時間で終了します
    (他のマグネットフィルターだと金属粉がこびりつき、20分以上かかるものもあります)
  • 更に洗浄液のメインフィルターである糸巻きフィルターも、マイクロマグで鉄粉を除去することにより、交換頻度が半減。糸巻きフィルターの手間についても軽減しました。

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