サンドセパレーター:地下水・井戸水・河川・海水からの除砂

サイクロン方式の固液分離装置ラバルセパレータは別名、サンドセパレーターとも呼ばれており、地下水・井戸水・河川水・海水などから砂を取り除く除砂装置として、多くの実績を持っております。

特に、井戸水、河川などを汲み上げて工業用水などに利用する場合には、大量の水の砂除去処理が必要となってきますが、サンドセパレーターは最大で2,895立方メートル/hrの水を処理可能な機種までご用意しております。

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井戸水・海水・河川の砂除去装置としてのラバルセパレーター

地下水等でのサンドセパレーター

サンドセパレーター(ラバルセパレーター)は地下水・井戸水・河川・海水・井戸水の汲み上げ水などに含まれる砂を98%以上除去することが可能な除砂装置となります。

このサンドセパレーターは大型工場や工事現場、埋め立て地、ダム、農地等のあらゆる現場において、日本のみならず世界中で利用されております。

地下水へのサンドセパレーター適用

日本のパルプ工場・繊維工場・自動車工場などの各種工場では、地下水を吸い上げて水道水の代わりに利用されています。この汲み上げ地下水にも多数の砂が混ざっておりますが、その砂を除去する装置として、サンドセパレーター(ラバルセパレーター)が幅広く利用されております。

サンドセパレーターは最大で3千トンといった大容量まで対応できる機種をご用意しておりますので、大型工場などの汲み上げ地下水などにも対応可能です。

利用方法は非常に単純で、地下水をポンプで吸い上げ、サンドセパレーターに通水するだけで、水の中の砂や砂利の除去が可能となります。一般的な地下水などに含まれる砂の場合では、98%までのろ過が期待できます。(除砂能力の詳細は下記をご覧下さい。)

→固形物の分離性能は、比重及び粒子径により変わります。

サンドセパレーター(ラバルセパレーター)の性能は、除去対象の固形物のサイズが75ミクロン(200メッシュ)・比重が2.6の場合、循環ろ過で98%の分離が可能となります(一回ろ過だけのシングルパスの場合でも95%除去します。)。一般的な地下水・河川の砂は比重が2.6程度、粒子径は100ミクロン以上ですので、十分な精度のろ過が可能です。

(注)ただし、砂の大きさ・比重については、地下水・河川の環境等により異なる可能性があります。また、どろどろの泥水のように含水率が低く、粘性も非常に高い場合には、ろ過が難しくなります。砂の濃度が非常に高く、水分中の固形物が容量の大半を占めるような場合には、砂の濃度を下げる検討が必要です。ただし、一般的に行われている地下水・井戸水・河川からのポンプによる取水では、このような問題は生じません。)

更なる詳細は、ラバルセパレーターの性能のページをご覧下さい。

河川へのサンドセパレーター適用

河川の多い日本では、工業用・農業用として河川から取水した水を利用するケースも数多くあります。サンドセパレーター(ラバル)は、河川における砂・砂利の除砂装置として、数多くの現場で活躍しています

海水中の砂・異物除去

サンドセパレーターは、海水中の砂や異物除去にも利用可能です。海水の場合には、SUS316(ステンレス)素材で製作することで塩分による錆を防止対策を行います。

井戸水に混入する細かい砂を除去

井戸水の汲み上げ水にも細かい砂が混ざることがありますが、サンドセパレーターを設置することで砂を取り除くことが可能です。サンドセパレーターは一時間に1トン程度の少量でも対応可能な小型機種もご用意可能です。一時間に60トン程度までの処理の場合には、お求め安い金額のILタイプ(分解不可)もご利用可能となります。(分解してのメンテナンスが必要な場合、大容量処理の場合にはJPXタイプとなります。JPXは最大で一時間当たり3000トンまで処理できる機種をご用意しております。)

下図:地下水の除砂で利用した中型タイプの
サンドセパレーター設置前(ラバルセパレーター)
本機で一時間当たり100トン以上の水を処理可能

井戸水・海水・河川の砂除去装置としてのラバルセパレーター

自動車洗車水・ウォータージェット水の砂除去

トラック洗車場において洗車水の砂除去装置として利用されたことがあります。洗車水から砂を除去することで、洗車水の再利用が可能となり、使用水の節約に繋がります。

また、ウォータージェット水で利用する場合の除砂装置としての実績もございます。

他方法での砂除去との比較

サンドセパレーターとメッシュフィルターとの除砂比較

現在、メッシュのフィルター等を利用し砂を除去されているケースでは、フィルターの砂・砂利の詰まりが生じるため、定期的な掃除が必要となりますが、サンドセパレーター(ラバルセパレーター)を導入することで、この清掃作業が不要(または大幅に削減可能)となります。

サンドセパレーターとデカンタ方式での除砂の比較

スクリューデカンタ方式の分離方法は、一般的には薬中を行い汚泥まで分離する装置ですので、主に水に沈むような砂を除去するサンドセパレーター(ラバルセパレーター)とは用途が異なりますが、比較をした場合の最大の違いは下記の通りとなります。(ラバルセパレーターをデカンタ方式の分離装置の前処理として利用していただくことも可能です。)

  • サンドセパレーター(ラバルセパレーター)は数千トン/hrといった大容量の水を処理可能な一方で、デカンタ方式の装置は容量自体は最大でも150トン/hr程度となります。
  • サンドセパレーター(ラバルセパレーター)は水を通水するだけですので、デカンタ方式と異なり電気系統などはございません。(ただし、ポンプによる通水が必要です。)
  • サンドセパレーター(ラバルセパレーター)は垂直または斜めに設置しますので、同容量のデカンタ方式装置と比べ、場所を取りません。
  • 構造がシンプルですので、同容量の複雑な機械に比べてコスト面での大幅な節約も可能となります。

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