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ラバルセパレーター:プレフィルターとして
事例1:自動車での塗装ラインにおけるプレフィルター
ラバルセパレーター(ラコスセパレーター)は、複数の自動車メーカーの塗装工程でプレフィルターとして活用されております。
例えば、自動車ボディーの塗装の仕上げを綺麗にするためのボディ洗浄において、洗浄液中の不純物(コンタミ)の除去に利用されております。
具体的には、ラバルセパレーターをバグフィルターの前に設置し、洗浄液をろ過します。ラバルセパレーターはバグフィルターのプレフィルターとして利用し、バグフィルターの交換頻度の減少させ、また除去効率を上げると共に、塗装工程の失敗を減少させるなど、大きな効果を発揮しています。
事例2:サトウキビ工場(製糖工場)での活用
ラバルセパレーターはサトウキビ工場・製糖工場などでも利用された実績があります。
サトウキビ工場(精糖工場)では、砂糖を製造する工程の中で、搾った砂糖水(糖汁)中の砂、ごみ、細かい搾りカスの除去などが必要になる場合があります。この場合、炭素鋼製ではなく、ステンレス製(SUS製)が利用されています。また、予期せぬ不純物が多く混ざる場合には、容易に分解清掃できるJPXシリーズが適当です。
大型の砂糖精製工場では、一日で何百トン、何千トンという砂糖水を処理することがあります。ラバルセパレーターは小型のものでは一時間当たり1トン程度の処理ですが、最も大型のものだと一時間当たり3000トンもの固液分離を行うことができます。
砂糖工場におけるラバル(ラコス)セパレーターは、砂糖水(糖汁)から搾りかす(ビートパルプ)、砂等を除去することが可能です。
また、スリット・スクリーンといった他のタイプの製品による処理だと、詰まりやメンテナンスなどで労力・コストがかかる場合がありますが、ラバルセパレーターはそのようなメンテナンスの必要はありません。また、後段の2次処理などを行う場合にも、後段の装置などの不可を大幅に削減することが可能となります。
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