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ラバルセパレーターの圧力損失

ラバルセパレーター (別名:サンドセパレーター・ラコスセパレーター)は、内部で発生する遠心力は7G程度と、サイクロンセパレーターの6000G程度の遠心力と比べると非常に小さいものです。この結果、ラバルセパレーターで生じる圧力損失も1/5~1/8程度と極めて小さなものとなっております。

各シリーズの圧力損失範囲

各型式には流量範囲があり、流すことのできる最高流量と最低流量が決まっております。以下の数値はその流量範囲内で生じる圧力損失となっております。

単位:bar 単位:kgf・cm2 単位:MPa
 ILBシリーズ   0.34 ~ 0.83   0.35 ~ 0.85   0.034 ~ 0.083 
 JPXシリーズ   0.21 ~ 0.83   0.27 ~ 0.85   0.026 ~ 0.083 
 JPLシリーズ 
 ATRシリーズ 

※各シリーズの標準モデルの最大圧力容量は10.3bar(=10.5kgf/cm2)となります。

ILBシリーズ圧力損失詳細

下図のA~Iの各線がILBシリーズの各型式の圧力損失となっております。
圧損は全てのモデルで0.34~0.83barの範囲となっています。
A…ILB-0037、B…ILB-0050、C…ILB-0075、D…ILB-0100、E…ILB-0125
F…ILB-0150、G…ILB-0200、H…ILB-0250、I…ILB-0300
◆上軸:流量(m3/hour) ◆右軸:圧力損失(bar)

ラバルセパレーター/サンドセパレーター ILシリーズ圧力損失図

JPXシリーズ圧力損失詳細

下図のA~Iの各線がILBシリーズの各型式の圧力損失となっております。
圧損は全てのモデルで0.34~0.83barの範囲となっています。
A…JPX-0004、B…JPX-0010、C…JPX-0016、D…JPX-0028、E…JPX-0038
F…JPX-0060、G…JPX-0085、H…JPX-0130、I…JPX-0200、J…JPX-0285
K…JPX-0450、L…JPX-0650、M…JPX-1160、N…JPX-1850、O…JPX-2650
P…JPX-4200、Q…JPX-6700
◆上軸:流量(m3/hour) ◆右軸:圧力損失(bar)

ラバルセパレーター/サンドセパレーター JPXシリーズ圧力損失図

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